脳神経外科
脳神経外科

最も多いタイプの頭痛です。過度のストレスや長時間のデスクワークなどで起こります。“締め付けられる”ようなとか“圧迫されるような”痛みと表現されることが多いです。ストレスの軽減を図るとともに、入浴などのリラクゼーションが有効です。痛みの強い場合には鎮痛剤や筋弛緩剤、抗不安剤を処方することもあります。
こめかみの周りが拍動性に痛むとともに吐き気を伴うことが多く見られます。また前触れとしてギザギザした光(閃輝性暗点)を伴うことがあります。何時頭痛が起こったか、強さはどうかなどを記録した日記帳があれば診断に役に立ちます。軽度の場合は鎮痛剤も有効ですが、片頭痛は血管の拡張で起こる病気なので“トリプタン”という血管収縮を促す薬を処方することが多いです。
これは顔面の片方で、何かが触れた時や顔の筋肉を動かした時などに、突然電気が走るような痛み(電撃痛)です。軽度の場合は鎮痛剤が効くこともありますが、痛みが強くなると抗痙攣剤が有効です。痛みが強くなって食事ができなくなるなどの日常生活に支障が出る場合があります。三叉神経痛は脳から三叉神経が出る根本の部位を動脈が圧迫して起こる病気なので、圧迫を解除する三叉神経減圧術という手術が必要になります。
多くは脳動脈瘤の破裂で起こります。頭部外傷で起こることもあります。脳動脈瘤の破裂では頭痛だけでなく、意識障害を伴うこともあります。入院加療が必要な病気です。MRA(MRアンギオグラフィー)検査で未破裂の段階で発見できるようになりましたが、大きさや形状で破裂リスクが異なりますので、脳神経外科医に相談してください。
脳出血や脳梗塞といった脳卒中で、突然に発症します。脳出血では部位や出血の程度によって手術が必要な場合があります。脳梗塞では早期の入院治療の後は機能回復のためのリハビリテーションが重要になります。また、再発予防もとても大切なことです。
脊柱の変形や椎間板ヘルニアで神経が圧迫。頚椎の圧迫では手に、腰椎の圧迫では足にしびれや脱力が起こります。痛みが強い場合や歩行困難などで日常生活に支障が出る場合には手術が必要です。
高齢者では軽い頭部打撲でも、しばらく経ってから脳の表面に血液が溜まって脳を圧迫(慢性硬膜下血腫)→物忘れ、意欲低下、手足の脱力などの症状が出ることがあります。“治療可能な認知症”として知られているので、診察を受けてください。
顔面の片方が、本人の意思とは関係なく、ピクピクしたり、収縮したりする病気です。緊張すると症状が強くなるので、患者さんは他人と顔を合わせるのが苦痛になります。
これの原因は三叉神経痛と同じで、顔面神経が脳から出る根本の部位で血管による圧迫が原因で起こります。ボツリヌス毒素の局所注射で一時的な改善が得られますが、根本的な治療は三叉神経痛と同じく、顔面神経減圧術です。
脳内の神経活動の異常により、自分の意思とは関係なく、勝手に、かつ発作的に筋肉が収縮する現象を言います。意識障害を伴うことが多いですが、片方のみに止まることもあります。治療の基本は薬物療法で、抗痙攣剤の内服が必要となります。
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